そらち★ヤマの記憶だより

あなたの知らない空知の情報をお届けします!

DVDブック「荒木栄」ご寄贈いただきました

2018/02/18 [Sun]16:50
category: マネジメントセンターについて
昨日はおよそ80名ものご来館があった当センター
「4人の女性×カメラ×産業遺産」トークイベントが開催されました。
多数のご参加をいただき、ありがとうございました!
後日、改めて当日の様子をレポートいたしますね

さて、今日は新しくご寄贈いただいたDVDブックのご案内です♪
DVDブック「荒木栄 
~対峙した荒木栄の人間性が歌とともによみがえる」


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ご寄贈くださったOさんは、以前も「DVD 荒木栄の歌が聞こえる」を
貸してくださいました。このたびも、ありがとうございます


荒木栄は労働者作曲家と呼ばれ、1960年の三井三池闘争を歌で励ましました
今もなお様々な闘いの場で歌い継がれている歌、「がんばろう」は彼の代表曲です。

ただいま、センターでDVDの映像を流しているところですが…
荒木栄に関わりのあった友人知人、そして労働歌を歌い繋いだ合唱団の人々が、
思い出話のように、彼の人物像などを語っていきます。

印象的なのが荒木さんが「人のことを考えている人だった」、
「ふとしたときに、ものすごく会いたくなる」、「シャイでちょっとセンチメンタルな人」と、
愛情深い人として語られていたこと
「もやせ闘魂」「がんばろう」など力強い曲を作る半面、
「星よお前は」のような、琴線を繊細に震わせるような曲も作っていますよね。

ドキュメンタリーのような構成の間に挟まれる、
荒木作曲の挿入歌はこちらのとおり

・地底のうた
・心はいつも夜明けだ
・夜明けだ
・星よお前は
・炭鉱ばやし
・落日のうた
・もやせ闘魂
・手
・がんばろう
・どんと来い
・三池の主婦の子守歌
・仲間のうた
・花をおくろう
・おれたちの胸の火は
・この勝利ひびけとどろけ
・わが母のうた

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労働者たちの心のなかに歌を見出し、励ましてきた、
荒木栄の姿を感じるドキュメンタリーです。

冊子には、各歌の歌詞が掲載
「日本うたごえ運動」創設者の関鑑子さんをはじめとした、
音楽関係者らの手記なども寄せられています。

見てみたい!という方は、お気軽にスタッフへお声がけくださいませ

(ぼーいっしゅ)
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砂川小学校5年生の授業♪

2018/02/17 [Sat]20:06
category: 炭鉱の記憶
先日、ぼーいっしゅは朝から砂川へ…
以前のブログで少しお話した、砂川小学校5年生50名へ、
出前授業をしに行ってきましたよ

砂川小学校5年生のみなさんは、現在「石炭と炭鉱」をテーマにした
継続的な学習に取り組んでいるところ
砂川スイートロードの歴史について学んだり、近隣の住友赤平炭鉱の見学を行ったり…
なかでも体験的な学習の機会が多く、たびたび当NPOも協力をさせていただいています

今回の授業は、9:15~12:00まで、休み時間を挟みながら3コマ。

1時間目の「石炭クイズ」は、みんなこれまで学んできているというだけあり…
石炭はどういう「あだ名」がついているか?石炭は何に使われているか?
石炭を発見したのは誰?などなど、ばっちり答えられていましたよ

さて、写真は2,3時間目の様子から…
図工室へと移動し、「石炭磨き」を行いました

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石炭を見たことがある5年生のみんなも、
センターから持参した「石炭細工」を見たのは初めて

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寄贈品棚にあるこれらを持参しましたよ~

休み時間から、みんな石炭細工のまわりに集まり、
「うわ、これ本当に石炭!?すっげー」と素直なご感想があがります

そして今日の見本の「石炭磨き」成果物を見せると、「えーこれ、作れるの!?」と良い反応♪
もちろん小学生でも素敵に作れますよーっ。

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さっそく、紙やすりとウエスの使い方を説明し…
「今日は石炭にたくさん触れて、きっと手が汚れると思います。
炭鉱マンたちが、坑内で真っ黒な顔や体になって仕事をしているというけど、
それってどういうことなんだろう?とみんなも想像しながら作ってみてね
と、一声かけて、スタート。

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みんなとっても真剣に、紙やすりで石炭を磨いていきます…
「炭鉱マンみたい?」と、顔に石炭粉を塗りはじめる男子たちに、
ときどき笑いも起こります

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画像は少し加工しています


「上手く削れないときはどうしたらいいですか?」
「これはやすりの番号を変えてもいいですか?」
「ねこの形みたいにしてみたいんです…」
などなど、色んな質問や相談も飛び出します。
でもやっぱり、「楽しい!」が一番のご様子。

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そして、だんだん「きれいに磨けました~」の声が上がってきました。
おお~、ツルツルになっていますね

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こちらも、凸凹とした元々の石炭の形と、まっすぐに削ったところの差が面白い
1面仕上げるのにかかる時間は、およそ20分間。
紙やすりの予備も使い切って、みんな1面か2面はツルツルにしていましたよ。
写真はいまいち…で申し訳ありませんが、
みんなが磨いてツヤツヤと輝いていく石炭は、まさに「黒いダイヤ」のよう

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さあ、残り時間もわずか。
不透明のペンを使ってサインを書いたり、顔を描いて、
「石炭磨き」を自分だけの作品に仕上げましょう

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こちらのサインは、「砂小」
石炭は釧路のものですが…
砂川の地下にも石炭層があるって、みんな学んでいますもんね♪

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こちらは、紙やすりを駆使して、ねこの耳を削りだしたという作品
「耳を作るのが難しかった石炭細工ってすごい」と感心していましたよ!

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みんな、きっと鼻の中も真っ黒になっているでしょうから…ちゃんと鼻をかんでね!と授業は終了。
給食も一緒に食べさせてもらいました

みんな楽しみながら、そして真剣に石炭に向き合ってくれた3時間。
「俺のおじいちゃんは炭鉱マンだったんだ」という子もおり、
彼らが大きくなってから、この経験から何か残るものがあると嬉しく思います

(ぼーいっしゅ)
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明日17日(土)14時から!!

2018/02/16 [Fri]23:37
category: マネジメントセンターについて
いよいよ明日、マネジメントセンター石蔵でトークイベントがあります

20180120炭鉱遺産女性写真展 A4縦4-001

14時から、NPOの植村真美副理事長による
「女性が見る炭鉱遺産」をテーマとしたお話!!

炭鉱遺産の活用保存の活動を始めたきっかけや思いなどのお話から、
女性の目に産業遺産がどのように映るのか…というお話の予定です
当日になって、話がもっと拡がった方向へいくかも‥

後半は、現在石蔵で開催している写真展の出展者による座談会が開かれます

写真を見たご来館者に、「それぞれの個性があってとてもいい!」、「またゆっくり見に来ます」などと言われます
「どんな人が撮っているの??」と聞かれることもありますので‥、ぜひ明日、みんなのお話を聞きにおいでください!!

入場無料、予約不要です!!
※石蔵は寒いので暖かくしてきてください!!


(OLでした)

「三井砂川炭鉱閉山30年」DVD

2018/02/15 [Thu]15:57
category: 炭鉱の記憶
上砂川町が企画したDVD「かつて炭鉱があり 炭鉱に生きた」
これは三井砂川炭鉱閉山30年を記念して、昨年12月に制作されました。

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上砂川町の石炭の歴史は、明治20年に道庁技師・坂市太郎らが石炭層を発見したところから始まります。

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大正3年に三井鉱山が砂川出張所を開設、採炭が開始されました。
大正7年に営業採炭が開始され…

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昭和15年には戦争特需で13坑口から約160万トンを記録しました。

三井砂川炭鉱は石炭を水で砕く「水力採炭」の技術が高いことで有名。
昭和39年には登川坑で水力採炭を開始し、20年後には全部が水力採炭となったそうです。
水力採炭試験、採炭指導に、カナダへ炭鉱マンが派遣された事もあったそうですよ

昭和62年に閉山となった三井砂川炭鉱。
北海道の出炭量では、北炭夕張炭鉱に次ぐ第2位でした

DVDでは、賑わっているまちの様子や、炭鉱での採炭や選炭風景など貴重な様子が見られます。
中には閉山時の鉱業所所長さんや、三井砂川炭鉱で働いていらしたNPO会員さんのインタビューも収録されています…!!

このDVDは、マネジメントセンター閲覧コーナーにありますので、
見たい方はお声がけください


ところで…つい先日、お父さんが三井砂川炭鉱で働いていたという、市内に住む女性から連絡がありました。
「炭鉱で使っていた防塵マスクや、炭鉱の資料があるので、必要でしたら差し上げます」、との事で、おじゃまさせていただきました。

「これはあげられないけど」と言って見せていただいたのがこちら↓↓

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三井のマーク入り、金杯
勤続何年…などのお祝いの品でしょうか??
とても美しい金杯でした


(OLでした)

さぁ!出炭再開だ!?

2018/02/14 [Wed]17:46
category: 炭鉱の記憶
夕張市石炭博物館全面リニューアルオープンは、
4月28日(土)!!
午前中はオープンセレモニーのため、一般公開は13時からとなります!!

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採炭救国坑夫の像(進発の像)が、かっこいい!!
この像が制作されたのは昭和19年、と記録されています。

今から約2年ほど前…、岩見沢を観光中にマネジメントセンターへふらっと立寄った男性が、「あの像のモデルは祖父なんです」と教えてくれました
なんとその方は、当時の北炭夕張鉱業所所長、竹鶴可文さんのお孫さんとの事。
※ちなみに竹鶴可文さんは、余市にあるニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝(マッサン)のお兄さん!!

「北海道の産業遺産を若い人たちに伝えるのは大事ですね」と仰っていました


この像も冬期間は見る事ができませんが…、
リニューアルオープンの時には見る事ができます

今年の開館日、開館時間、入場料金等はこちらです↓↓

夕張2

お問い合わせは、
NPO法人炭鉱の記憶推進事業団
石炭博物館開設準備室
(担当:原田 harada@soratan.com)

電話0126-24-9901(そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター)

リニューアル後の「夕張市石炭博物館」を、皆さまどうぞお楽しみに


(OLでした)