そらち★ヤマの記憶だより

あなたの知らない空知の情報をお届けします!

【室蘭】 歴史ウォーキング&インタビュー座談会+150人文字

2017/12/15 [Fri]16:52
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
11月23日(木祝)室蘭で開催されたイベントについてご報告します

主催は「むろらん100年建造物保存活用会」による、歴史連続講演会・体感企画!!
まずは、むろらん入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキングです
空知で採炭され、鉄道により室蘭へ運ばれてきた石炭は、入江地区にあった港から道外へ船で輸送されていきました。
まさに炭鉄港の繋がりです。
その周辺を巡るまち歩き!!


さて、集合場所は旧室蘭駅。
どのくらいのひとが集まるのかと思ったら…
受付には室蘭市民の方を中心に続々と…

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参加者は、運営側関係者を入れると100名近くいらっしゃいました!!
室蘭市民の方の関心度が非常に高い

ウォーキングの前には皆さまにご協力頂いて…、

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並んで並んで~

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150の人文字を作りました!!

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※この様子はNHKでテレビ放送もされたようです。
皆さま、ご協力ありがとうございました


では、ここからがまち歩きです!!

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人数が多いので2班に分けて、それぞれガイド役の方と一緒に説明を聞きながら歩きます。


この辺り…

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北炭(北海道炭鉱汽船)専用の石炭積出施設があった場所。
古い写真も紹介してくださいました。
北炭マークが目立っています

もともと海だった、入江臨海公園を歩きます。

様々な石碑が建っているのですが、そのうちひとつの文学碑の隣にこのような案内版が…

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「……室蘭・横浜間の石炭運搬船 万字丸が…」

おぉ~!!北炭万字炭鉱の名前からの万字丸なのでしょうね!!
万字丸ってついていたとは…さすが北炭!!


こちらにはケプロンの顕彰碑!!

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現在のフェリーターミナル辺りにあった、旧国鉄カーダンパー。

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石炭を積んだ貨車を入れて、貨車ごとくるんと回転させて中の石炭を落とします。


公園内にあるトイレは、高架桟橋風のデザインでおしゃれ

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そして、仏坂トンネルへ!!

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こちらについては当日配布頂いた資料をぜひご覧ください↓↓

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-- 続きを読む --

明日23日は室蘭へ行きませんか??

2017/11/22 [Wed]10:00
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
北海道の近代化を先導した「石炭」にまつわるストーリー
「炭・鉄・港」
石炭(空知)、
鉄鋼(室蘭)、鉄道(小樽、室蘭)、
積出港(小樽、室蘭)
この三地域をクローズアップし、近代北海道の原点を認識する流れをつくる取組みを続けています

明日は‥室蘭!!
とても興味深い、スペシャルな「まち歩きと講演会」が開催されます

まずは13時からのまち歩き
「室蘭入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキング」

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石炭の積出し地区と周辺を実際に歩いて体感する、というものです。

日時:11月23日(木祝)13:00~14:30
集合場所:旧室蘭駅
ルート:旧室蘭駅ー入江臨海公園(歴史)ー入江運動公園(アート)ー旧国鉄跡-港文学館(石炭の記憶)
費用 100円(資料・保険代)
どなたでも参加OK

続けて…
15時からの講演会
 「日本石炭・配炭公団 戦前・戦中の石炭の記憶」 

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歴史と文化の薫るまち・むろらんを目指す、むろらん100年の「歴史・文化サロン」


こちらは、むろらん100年建造物保存活用会の皆さんの拠点、「旧三菱合資会社室蘭出張所」↓↓

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三大財閥のひとつ、三菱が旧三菱合資会社時代の1915(大正4)年に建設した建物ですが、
戦前、戦時中には、北炭、住友、三菱、三井、古河鉱業の炭鉱会社による、国営の「日本石炭株式会社」として使われていたそうです。
今回、ここで働いていた堀田繁雄氏(90歳)がゲストとしてお越しになり、当時のお話を聞かせていただけるそうです
これは大変貴重な機会です!!

さらに炭鉄港議員連盟の方々も参加し、日本が工業立国へ向かう基礎になった“石炭”と、当時の社会について学ぶ、インタビュー座談会

日時:11月23日(木祝)15:00〜17:00(14:30開場・S30年代の室蘭映像の視聴)
15:00〜15:15 座談会が10倍わかる基礎知識! 代表村田正望
15:20〜17:00 堀田繁雄氏・インタビュー座談会
場所:室蘭市文化センター中会議室 
費用:300円(資料代他)
対象:学生、大人

お問い合わせなど、詳しくは、どちらも主催されている、こちらをどうぞ
むろらん100年建造物保存活用会HP


なお…、13時からのまち歩きの前に、「北海道命名150年」事業の『“炭鉄港”を人文字でつなごう大作戦!』を室蘭で実施します!!
どうぞお早目に集合、受付をお願いいたします

いづれも小雨決行、当日参加OKです!
寒くなってきていますので、くれぐれも暖かい服装でどうぞ!!
23日は一日、室蘭で歴史を感じてみましょう


(OLでした)

「北海道の鉄道 過去、現在、未来」パネル展があります!

2017/11/19 [Sun]13:46
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
こんにちは!本格的に冬がやってきて辛いカニです

赤平から岩見沢に通っているカニですが、今日は美唄から急に道路が雪に覆われ……三笠に入る頃についに吹雪に……。
どうやらお昼頃は高速道路も止まっていたようですね(っω・`。)

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冬の道路事情が怖いのはもちろんですが、センター内が寒いのも最近のカニの悩みのひとつで……冷え性のため足と手がちぎれるんじゃないかと思うくらい冷えるため、今日なんかは午前中はキーボードを打つのがとっても難しかったです。室温を上げる以外の対策を大募集中です。(´・_・`)
……室温は頑張っていますがなかなか上がりません(´・_・`)

※事務所の方の建物は昭和2年に建てられたものだそうで…寒いのは仕方ないですね。。。






さて!そんな猫はコタツで丸くなる季節ではありますが、我々は上手く丸まれないため活動して体を温めるしかありません!!
今日は、来週末の札幌で行われるイベント「北海道の鉄道 過去、現在、未来」パネル展のご紹介です~~((∩^Д^∩))

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このイベントは「北海道鉄道観光資源研究会」が主催なのですが、「(公社)土木学会北海道支部」が協力しており、そのメンバーでもある当センター理事の石川さんがセンターにも案内を持ってきてくださいました(*^_^*)

このイベントは「北海道150年事業」の応援企画でもありますが、北海道150年事業と言えば…

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私たちNPOの「「炭鉄港」を人文字でつなごう大作戦!」も応援企画のひとつですよね。




そう!鉄道は

「炭・鉄・港」



でもありますね!!!!

※「炭・鉄・港」とは→http://soratan.sakura.ne.jp/3city/





鉄道は北海道開拓を支えた重要な存在だったと共に、炭鉱で掘った石炭を運搬する炭鉱にとっても縁の深いものですが、炭鉱好きにはなぜか鉄道好きの方も多いらしく……いや、もしかしたら鉄道好きの方の中に炭鉱好きの方が多いのか……

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センターの書籍コーナーの中でも

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鉄道に関する書籍も結構あったりします。



カニ自身は鉄道に関してはさっぱり……いえ、不勉強で申し訳ないのですが((´・ω・`;))




そんなカニでもきっとこのパネル展なら分かりやすいはず!フライヤーによると、「起・承・転・結」にそって北海道の鉄道の歴史を見ることができるようですよ♪
最近では一部の路線が存続が危ぶまれるなど、北海道の鉄道はどうなってしまうのだろう……と思ってしまうこともありますが、この機会に「北海道の歴史」と「鉄道」の関わりや鉄道の持っている意義などについて改めて考えるきっかけにもなりそうですね。

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センターにはポスターはもちろん、チラシも置いてありますので気になった方はお手に取ってご覧ください♪

パネル展の期間は2日間だけなので、この機会をお見逃しなく~~!!.゚+.(・∀・)゚+.



北海道鉄道観光資源研究会パネル展
「北海道の鉄道 過去、現在、未来」

  • 日程:2017年11月25日(土)・26日(日) 
  • 時間:10時から18時 ※26日は16時まで
  • 入場料:無料
  • WEB:https://rail-hokkaido.net/archives/152
  • 場所: 北海道庁赤れんが庁舎 2階 1号会議室


カニでした

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10/28の「ぷらぷら滝川」報告~!

2017/11/12 [Sun]23:55
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
ちょっと日が空いてしまいましたが…
先月28(土)は、ぷらぷら滝川「人石を歩く~滝川の人造石油について~」を実施しました

石炭から石油を作る、人造石油。
国策で、昭和13年、滝川に設立された「北海道人造石油株式会社」
まちにとってかなりの影響をもたらしました。

今となっては地元の方にとっても人石は、「知られざる‥」というところではないでしょうか。

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集合場所の滝川市幸町地区コミュニティセンターは、人石の跡地にあります。

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滝川市郷土館学芸員の永井芳仁さんに解説していただきました
コーディネーターは副理事長の植村真美さん

参加者は約30名。
滝川在住の方も多かったですよ〜

まずは、石炭から石油を造る、という事から‥
なぜ滝川を場所に選んだのか…

周辺に多くの炭鉱があったから、
交通の便が良かったから、
石狩川の豊富な水が使えるから、
という事が、滝川に工場を作った理由のようです。

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そして、尽力されたふたりの人物を紹介。

まず、三井物産の石炭部長と言われた、渡辺四郎。2代目の社長です。
ドイツの雑誌に、石炭から石油を作るFT法の記事を見つけて、ドイツへ行って特許を買ってきた人です。

当時の滝川町長、神部為蔵
工場用の土地を、一晩で117ヘクタール(東京ドーム27個分)買い集めたそう。

現在のお金でいうと、約8億円から1兆円もかけて、
昭和16年に火入れをして…
「東洋一の化学工場」が始まったのです

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工場の最盛期は24時間操業、2000人以上の方が働いていたそう。
炭鉱と同じように、周辺には多くの工員住宅や、劇場や武道館が建てられたりしたそう。
工員住宅は、長屋の1戸1戸のトイレがついていたり、当時の炭鉱住宅よりいいものだったようです。

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ドラム缶に「くろゆり」というラベルを貼って出荷‥

けれど‥
終戦後、生産は中止、滝川化学として再出発するも、昭和27年に会社は倒産となりました…。

地域にも大きな影響を受けました。
当時、滝川の税収の3分の1から2分の1近くが滝川化学からのものだったそうで、まちは大混乱だったのではないでしょうか。

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国策として「石炭から石油を作る」ために巨費を投じて建設された化学工場。
「天空の一角に、瞬時映じてあとかたもなく消えていく早大な美しい風景を蜃気楼というなら、人造石油滝川工場は、まさしく滝川の原野に架かった蜃気楼であったに違いない」
と、人石工務課長の白山隆起氏が語られたそう‥。



人石の歴史や、まちにもたらした影響などの説明を聞いた後は、質問コーナーも作って頂きました。

「戦時中、なぜ工場は攻撃されなかったのか?」という話がでました。

参加者の中にはかつて子供の頃、(お父さんは三井芦別炭鉱から人石へやってきたそう)人石周辺に住んでいたという方が。

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「工場の周りにはすごい数の高射砲が取り囲んでいたので、守れたのではないか」と仰っていました。
他にも、
「空知の炭鉱地帯が空襲を受けていないのは捕虜収容所があったからではないか」
「工場の屋根が白黒なので、3000メートルを超えると見えずらいのではないか」
「滝川を他の場所と間違えて、攻撃されなかったのではないか」
など、多くの参加者から様々な見解でのお話がありました。


まだまだ話がつきないのですが、
人石の事を学んだ後、現地ぷらぷらへ〜

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施設の跡地にある、
「新谷宍戸建設自動車整備工場」を見学させていただきました!

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敷地内で発見された瓦礫の一部に、何か掘られてる‥??

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建物の内部の鉄柱が、古い橋によく見るリベット式?!

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工場へ延びる、貨物の引き込み線が通っていた辺り。


そして次に、跡地の大部分、「滝川駐屯地」へ!!
この敷地内に入れるなんて‥滅多にないですね!!
この日は特別に、装甲車の乗車体験をさせて頂き、敷地をぐるっと見学できました

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敷地内にある、「史料館」には、人石に関する写真や展示があります!

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この史料館へは普段でも出入口でお願いしたら、中に入って見る事ができるそうですよ!
施設遠景の写真で、広さを再び実感‥

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そして、
この日はさらに特別に、司令職務室、応接室へもご案内して頂きました

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室内は格式ある雰囲気‥なんだかすごい!!
これはなかなか見れませんね

最後に、みんなで記念写真撮影も

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お忙しい中、ありがとうございました


石炭から石油を造る「人造石油」
ちょっと難しいテーマでしたが、今回のように、学芸員の方に説明を聞いた上で周辺をぷらぷら見学すると、
非常に理解しやすく、当時の様子を想像する事もできました。

滝川の人造石油が残したもの何だったのか…
その大きなものは、「優秀な人材」でしょう、という言葉が沁みました…


このぷらぷら滝川、本当に勉強になりましたし、まだまだ深い話がを聞いてみたいです!!
ご関係の皆さま、貴重な解説、見学、体験をさせて頂き、誠にありがとうございました


今週末はラストぷらぷら歩きです♪

2017/10/26 [Thu]22:57
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
急に寒くなったり、ちょっと日差しが暖かかったり…
変わりやすい天候ですが、週末は天気が良く15~16度までになりそうです

いよいよ今週末が「ぷらぷら歩き2017」最後の2回となります!!

まずは土曜日、28日は滝川
人石を歩く~滝川の人造石油について~」

人石って‥??
聞いた事がありますか??
かつて国策で、石炭から液体燃料の石油を造る、石炭の液化計画がありました。

国内では三井鉱山が九州の大牟田で始めていて、
北海道では滝川で、帝国燃料興業を主軸とした、北炭、三井、三菱、住友各社との提携により、「北海道人造石油株式会社」が昭和13年に設立されました。

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※北炭70年史に写真がありました

空知の石炭を原料として人造石油の製造をしていた…
人造石油の歴史的な話と、その施設跡周辺を歩くぷらぷらです!!

軍需工場であったため、終戦後はほとんどの資料が焼却されたのですが、人石で働いていた方が個人的に保管されていた資料がでてきて、この資料は「科学遺産」に認定され、現在は「滝川市郷土館」所蔵となっています。
ご案内くださるのは、滝川市郷土館学芸員の永井芳仁さん。
そしてコーディネーターは副理事長の植村真美さん

かつて従業員2000人の「東洋一の科学工場」と言われていたそう…
どれだけ広い敷地だったのでしょう…!

現在人石跡地は自衛隊滝川駐屯地などとなっており、通常立ち入る事はできませんが…
なんと、
今回は特別に、
入る事が可能となりました!!
※立入許可を頂いた関係機関の皆さま、誠にありがとうございます

学芸員さんのお話が聞けて、しかも、現地見学もできる、
これは見逃せない、スペシャルな企画です!!

勉強にもなって、かなり面白いぷらぷらになりそうです

日時:10月28日(土) 13:00
集合場所:幸町地区コミュニティセンター
住所:滝川市泉町185−3
地図⇒こちら





そして日曜日、29日は三笠
画期的な都市計画…三笠市街地

ラストを飾る、ご案内役は吉岡りじちょー

歩く場所は、炭鉱跡地ではなく…
戦後、新たに区画された三笠市街地の放射状街路やY字型市庁舎など、田園調布とタイマンを張る(??)ような、
特徴的な都市計画を再発見する、ぷらぷら

こちらは10月中頃のいちょう通り↓↓ 今はいちょうの葉は落ちて、道路一面黄色かも??

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でも…
景色や季節の話ではなく、炭鉱全盛時代の名残を残す飲み屋街(通称「親不孝通り」)、りじちょーの母校「藤幼稚園」(園長はマーチン・コザレック神父だったとか…)、Y字型の三笠市役所やホワイエが特徴的な三笠市民会館などなど…
三笠について、吉岡りじちょーならではの濃~い話がたくさん聞けそうです
いつもとちょっと違った目線で、三笠市街地を歩いてみませんか

日時:10月29日(日) 13:00
集合場所:クロフォード公園
住所:三笠市本町971−1
地図⇒こちら


ラスト2回のぷらぷらまち歩き、どうぞお気軽にご参加下さいませ
予約不要、料金無料、どなたでもOKです

(OLでした)