そらち★ヤマの記憶だより

あなたの知らない空知の情報をお届けします!

明日は札幌市資料館でトーク!「吉田 勲氏×井上博登氏の赤平住友炭鉱と坑内模式図の話」

2017/08/10 [Thu]14:58
category: アート
8月6日から、札幌国際芸術祭が開幕しましたね
今年はいわゆる「美術作品」として作られた作品展示ばかりでなく、
レトロスペース坂会館、北海道秘宝館、木彫り熊コレクションなどから、
北海道・札幌のローカルな文化を伝える品々も出品されており、
かなりユニークな祭典となりそうです

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そんななか…このブログをご覧のみなさんは、もうご存じでしょうか?
札幌市資料館では、8月17日(木)まで、限定公開
住友赤平炭鉱坑内模式図が展示されています

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上遠野敏さん提供

全長約20mにもおよぶという、この坑内模式図は、
住友赤平炭鉱坑内すべての坑道を記録したという、マスター版の図面。
全長200キロメートルの坑内を図面に収めた、まさに「炭鉱の羅針盤」といえるもので、閉山まで使用されました
坑内測量職員がどのように作業を進めていくのかをこの模式図によって判断するという、
大変重要な役割を担っていたのだそうです

展示室のメインタイトルは
「アートはこれを超えられるか!」

産業活動のための図面が、炭鉱閉山後は実務的な機能を失った今、
ひとつの「絵画」としてこの模式図を見ると、
『北海道の絵画史の書き換えを余儀なくされるほどの逸品(公式サイトより)』として
その圧倒的な迫力と、複雑な坑道表現の美しさを、見る者に訴えてきます
りじちょーからも「ぜひみなさんにご覧いただきたい一品です!」と太鼓判

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そして、明日11日は、トークイベント
「北海道の三至宝 アートはこれを超えられるか!」
が、札幌市資料館 研修室で開催されます



今回の展示の企画者である上遠野敏さんが、北海道の三至宝として、
住友赤平炭鉱坑内模式図と、昭和新山火山画、北海道木彫り熊をテーマに、
専門家をゲストにお招きしてトークを繰り広げます。

坑内模式図にまつわるゲストは、
1960年から住友赤平炭鉱で測量や地質調査を担当されていた吉田勲さんと、
現在、赤平市教育委員会で炭鉱関連の文化財保護を担当されている井上博登さん
という、豪華な専門家のお二人です

トークは13:30から(赤平の話は15:50頃から予定)、
事前予約不要入場無料です
坑内模式図自体、普段は一般公開されないもの…
これはまたとない機会になりそうです。ぜひお見逃しなく

展示とトークについて詳しくは、
札幌国際芸術祭の公式HPをご覧くださいませ♪
展示についてhttp://siaf.jp/projects/3-shiho
トークについてhttp://siaf.jp/event/7701

(ぼーいっしゅ)
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撤収して帰るまでが、プロジェクト

2016/11/05 [Sat]17:33
category: アート
11月3日の木曜日、
「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト」の撤収が行われました

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らいだぁ「撤収して、帰るまでがプロジェクトだからね…」
そうなのです。
会場として使わせてもらった炭鉱遺産や駅舎をしっかり原状復帰させて、
ようやく私たちにとってもアートプロジェクトは終了となります

この日は、作品撤収の他、
仮設トイレの清掃、目印コーンや看板などの撤収、
幾春別の町内会からお借りした備品の返却などを行いました。

会場には、札幌市立大学の上遠野先生と学生さん、
運送屋さんの田中さん、らいだぁ、ぼーいっしゅ
NPOの備品を運ぶためにOLにも手伝ってもらい…

そして、幾春別連合町内会の池下さんや、童心会のみなさん、

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唐松の木村さんが、お手伝いに来てくださいました
みなさん、いつもありがとうございます

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さらに、会期中に2度来場してくれた、三笠市内の高校生Hくんも、
「お礼をしに来ました」と、雪のなかお手伝いに来てくれました

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炭鉱遺産の迫力に負けず、野外に設置しても耐久性のある作品たち。
大きく、頑丈で重いものが多く、搬入も搬出も実はけっこう大変

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「モス地蔵」は3人がかりで運びます!

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「炭鉱マンとクマ」のクマは…
コンテナの中に、収納
(大きさを合わせて作ったわけではありませんが、すっぽり収まりました~)
まだ企画中とのことですが…幾春別で、
またお目見えする機会があるかもしれないとのこと

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寒さで笑顔が出てこない私たち

今回のアートプロジェクトで、多くの方の目に触れた、住友奔別炭鉱立坑。
会期が終わり、再び静かな雰囲気に包まれています。
今後の活用の途が、注目されますね

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奔別&唐松コンサートの詳細です♪

2016/10/28 [Fri]12:52
category: アート
先日のブログで、最後にお伝えした、
アートプロジェクト会場での、
ヴァイオリンとギターのコンサート
詳細が決まりましたので、お知らせいたします

10/29(土)10/30(日)の両日とも、
下記の時間帯と場所で開催します
なお、入場は無料です♪

①12:00~ 住友奔別炭鉱ホッパー内

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(三笠市奔別町260)

・15分間ほどの演奏になる予定です。
・天候により、時間帯が変更になる場合があります。
・住友奔別炭鉱敷地入場前には受付をしていただきます。


②13:30~ 旧唐松駅舎内

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・15分間ほどの演奏になる予定です。


また、アートプロジェクトのFacebookページでは、
今回ヴァイオリンを演奏してくれる足立さんの、ホッパー内でのリハーサル風景を、動画で紹介しています。
演奏されているのは、ジブリのあの曲

どちらの会場も、この時期はとっても寒いです
ぜひ暖かい格好でお越しくださいませ
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「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2016」関連会場は…?

2016/10/21 [Fri]20:04
category: アート
昨日の夜、道内各地ではついに雪が降りましたね
きっと根雪になるのはもう少し先だと思いますが、冬はもうそこですね。

さて、今回は1ヶ月間の会期と、例年よりややミニサイズのアートプロジェクト。
残りの会期は、2週(あと4日間)となりました

***

Facebookページではお伝えいたしましたが、
アートプロジェクト関連会場になっている、旧三笠駅跨線橋の展示は、
跨線橋の冬期封鎖にともない、展示が先週末で終了しております
楽しみにしてくださった方には、ご覧いただくことができず、申し訳ありません

現在、旧三笠駅の展示物を、他会場に再展示できるよう準備をすすめています。
ひとまず奔別会場では、受付コンテナの中に、
旧三笠駅会場の展示物の一部が見られるようになりましたので、ぜひご覧ください

***

さて、本日は、関連会場のもう一つ、
旧唐松駅会場の様子をお伝えします

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旧唐松駅では、「唐松駅・磨かれた床と交差する人々」という作品を展開中です。
幌内線が通っていたころ(昭和62年まで)の唐松地区の写真を、ゆかりのある方や、
現在暮らしている町内の方にお借りし、複製を展示しています。

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会期中の会場には、作家の上遠野敏さんと、札幌市立大生の足立さんが滞在。
随時写真の受け取りや、お客さんから唐松での思い出話を教えてもらうなど、
唐松駅が、一つのコミュニケーションの場として機能しています

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有志で駅を管理している一人の、ご近所に住む木村一三さんも、
お仕事の合間に様子を見に来てくださったり、
ご近所の方に写真提供を呼び掛けてくださいました。

そのおかげもあり…
現在、たくさんの、唐松駅の記憶が集まり始めています

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毎週、顔を出すたびに、写真が増えていっている気がします
線路があった時代の、雪をかく保線の写真や、駅が増築される前の姿、炭山祭の写真など、
日常的なのに、今では見られない唐松の風景でもあり、とても不思議な気持ちになります

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そして、りじちょーも、唐松で幼少期を過ごした一人。
昔の写真を探して、提供してくれました

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こんな風に、ご来場くださった方々と、お茶とお菓子を食べながら
話に花が咲いてしまうそうです。
それも、上遠野先生や木村さん、足立さんの人柄によるものなんでしょうね

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みなさんは、唐松での思い出の写真をお持ちですか?
ぜひご提供をお願いします。
写真は複製を展示し、原本は返却いたします。
「あっ、あるある」という方は、ぜひブログのコメント欄や、
そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター(☎0126-24-9901)へお知らせくださいませ

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また、旧唐松駅会場では、10/29,10/30に、
ヴァイオリンとギターによる演奏会を計画中とのこと
時間など、詳しい概要が分かりましたら、お伝えいたしますね
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今年のアートプロジェクトの作品は…

2016/10/02 [Sun]21:49
category: アート
「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト 2016」
1週目が無事に終了しました

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両日ともに、真っ青な快晴
気温も夏のように暑く、まさにお出かけ日和という2日間でしたね

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そんな天気に恵まれ、1日目は81名、
そして2日目の今日は157名のお客さんにご来場いただきました
ご来場くださったみなさん、ありがとうございました

まだ会場へ行けていない…という方へ、
簡単にですが、会場の様子をお伝えします

受付を済ませ、最初に見えてくるのが、こちら
上遠野敏さんの「炭鉱マンとクマ」

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その大きさを、作品を見ている人と比べてみてください
ものすごく大きな炭鉱マンです
ですが、よく近づいて見ると、違うものが見えてきますよ…

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こちらは、大きなクマ
色は、あるものが植えられて(?)表現されています
さらに、その後ろにも、たくさんの動物たちが…

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前川莉菜さんの「時の色」
こんなふうに、窓を覗いて、向うの景色をご覧いただくと…

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セピア色の写真のような、懐かしい世界の中に
ホッパーと立坑を見ることができます

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亀梨亜弥華さんの「流々-ruru-」
表現されているのは、緑から、黒、そして赤へと変化するあるもの
なぞなぞみたいですが…何がテーマか、ブログをご覧のみなさんは、分かるでしょう

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徐敏さんの「勤勉」
日本で例えられる「アリ」のように、
徐敏さんの母国の中国では、「ハチ」は働き者の象徴
炭鉱マンをハチに例えると、なんだか親しみがわきますね♪

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「モス地蔵」も奔別に帰ってきました
上遠野敏さんの作品です。
これまでのアートプロジェクトにも、何度も出品いただいています!
炭鉱で労働された方々への、鎮魂の想いが込められています。

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こちらは同じく、上遠野敏さんの作品。
「石炭積み込み サウンドインスタレーション」
ホッパーは、石炭を貨車に積み込むために使われた施設。
ガラガラガラ…と石炭を落とす大きな音が響いていたそうです。
会場では、こちらの装置を回して、ぜひホッパーから音を響かせてください

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奔別会場では、作家さんによるガイドツアーも開催しています♪
作品の解説や、炭鉱の話題などを聞きながら、一緒に会場を歩きませんか?

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そして今回は、関連会場が2箇所あります
ひとつは、旧三笠駅跨線橋

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もうひとつは、旧唐松駅です。

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関連会場の詳細は、また後日、ブログで紹介いたしますね
10月30日まで毎土日祝に開催の、アートプロジェクト

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来週は10月8・9・10日に開催いたします。
10:00開場、最終入場は15:30です
ご来場お待ちしております
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