そらち★ヤマの記憶だより

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月形町の見学会

2017/07/08 [Sat]22:36
category: マネジメントセンターについて
先日、月形町の歴史を深く知りたい!もっと知りたい!!というメンバーが集まり、
「櫻庭前町長の案内で歩く月形町の歴史」見学会を開催して頂きました
ほんの数枚の画像のUPではありますが、この日の見学の様子を通して、月形町の歴史を紹介いたします。

案内人が月形町を愛する櫻庭さんという事で、みんなこの日を楽しみにしていました

暑い日になりましたが…
明治14年に開庁した、日本で三番目、北海道で初めての集治監(刑務所)である、樺戸集治監の本庁舎で集合。

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明治維新後の政府に不満を持つ士族の反乱が起こり、多くの国事犯や政治犯が発生しました。
収容施設が必要に迫られ、その解決策として、まだ未開の地であった北海道に囚人を送り、北海道開拓に従事させよう…という考えから集治監ができました。

初代典獄(刑務所長)は福岡・中間出身の月形潔
月形潔の名前を頂き、「月形村」と名付けられました。

裏手にある博物館本館側の入口に行くと、鐘が…。

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これは実際に使われていた鐘で、起床、始業、昼食、終業、夕食、就寝などの合図で鳴らされ、これによって行動が指示されました。
参加者全員、3回づつ順番に鐘を鳴らしました。
銅製の鐘の音はとてもいい響きです…。

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大変貴重な、月形潔の顕彰碑…!!
近くには胸像もありました。

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明治19年に建設された本庁舎の内部は、パネルや展示物が充実しています!!
ここを見れば、北海道の開拓の歴史、監獄の様子、困難さ、囚人の役割などがよ~く理解できます
※内部は撮影できません
レプリカではなく実物の貴重なものばかりが並んでいて、見ごたえも十分です
ぜひ、行ってみてくださいね!!


次に向かったのは、円山公園
月のオブジェの展望台を登って見える景色は…

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まっすぐな樺戸道路が峰延まで見える~!!
ここ、円山からのろしを上げて、道路を作っていったのですね‥

樺戸集治監開庁10周年の記念事業として、囚人たちが植えたスギの木。

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そのスギの中を歩きます…
遊歩道もついていますが、今日歩いた道は車でも通る事ができます。

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とても大きなスギの木々。
囚人たちは大切に手入れしたそうです。
厳かで神聖な空気を感じました…


そして次に向かったのは、篠津山囚人墓地

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39年間の樺戸集治監の歴史の中で、北海道開拓を担って犠牲になられた囚人は1,046名。
遺族に引き取られた方はほんのわずかで、今も1,022名の方がこの囚人墓地に埋葬されています。

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現在はきちんと整備されている墓地ですが、
かつて荒れ果てていたそう。そんな状況に心を痛めた役場の職員(熊谷さん)が過去帳や墓籍表を調べあげ、
昭和56年から60年にかけて、個人墓や合葬墓を新たに月形町が建立したそうです。

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毎年この場所で「樺戸監獄物故者追悼式」が行われます。
町長であった櫻庭さんの思いと呼びかけにより、大変多くの方が参加し、祈りを捧げる場所となっているようです。

私たちも手を合わせてきました…。


次は囚人が建立に関わったお寺、「北漸寺」へ…
このお寺は福井県の永平寺の直末寺だそう!すごい…!!

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明治17年月形潔の援助のもと囚人の労役によって仮御堂を建築したそう。
仮御堂の設計は樺戸集治監授業手(囚人に技能を教える看守)によってなされたという記録が残っているそうです。

近くで見ると、彫刻がとにかくすごい…

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狛犬、像、龍…
窓枠や柱のデザインなど、ひとつひとつの彫り方が細かくて、丁寧です…

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「文化財としての価値が極めて高い」…納得です!!


次のこの景色は…??

「月形潔 上陸の場所」

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月形潔他、数名が、丸木船3隻でシベツ太へやってきて、上陸した場所!!
須部都川(かつて石狩川)の合流点のようで、ここが上陸の地であろう…との事です。


今日の見学会の最終地は…

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