そらち★ヤマの記憶だより

あなたの知らない空知の情報をお届けします!

唐松駅にライダーが多い理由は…

2017/08/31 [Thu]19:06
category: 炭鉱の記憶
いつもきれいな唐松駅
「せっかく遠くから来てくれる人がいるのだから、きれいな駅をみてほしい」との思いから、ご近所の方たちが美観運動をずっと続けられています。

床や椅子もピカピカで、廃線の駅とは思えない…。
少し待っていると、今にも列車が入ってきそうな気がします

屋根の形がとても目を引きますね
3代目の岩見沢駅も屋根は同じような形でした。
「マンサード屋根」とよく言われますが、調べてみると「ギャンブレル屋根」という屋根の形の方が近い感じがします

IMGP5772 (1024x717)

駅の美観運動をされている木村さんによると、
「なんだか最近ライダーが多く、駅の正面にバイクを停めて写真を撮るひとが多い」そうなのですが…

その理由が、これだそうです↓↓

ツーリングマップル北海道2017表紙画像_A3出力サイズ (724x1024) (2)

昭文社で発行している「ツーリングマップル 北海道 2017」の表紙になっているそう
これと同じアングルで写真を撮るライダーが多いようなのです


先日、NPO理事の石川さんから連絡があり…
「昭文社さんから画像データを頂ける事になった」との事

DSCN4327 (1024x765)

早速A2サイズでプリントをして…

DSCN4337 (1024x746)

木村さんと、唐松駅舎内のこの位置に展示したそうです

昭文社さんからのメッセージもあります
「旧唐松駅舎が旅人の行き交うスポットとして、さらなる盛り上がりをみせるようお祈り申し上げます。」


さぁ~皆さんも唐松駅に寄って、同じポーズでキメてみませんか~

(OLでした)

小樽をお散歩♪

2017/08/30 [Wed]18:37
category: スタッフのつぶやき
先日の休館日は、小樽をお散歩してきました♪

IMGP6337.jpg

現在、市立小樽美術館で開催中の
「甦る炭鉱の記憶」を見てきましたよ
写真を撮れなかったため、館内はご紹介できませんが、
やっぱり炭鉱マチって独特な文化だな~と感じました。

IMGP6342.jpg

入坑前風景の日本画、ズリ山と炭住が描かれたスケッチ、
キャップランプの光や人車から発想されたキュビスム絵画、
素材技法は様々でしたが、どの作品からも、「炭鉱」の要素が感じられました
会期は9月17日(日)までですので、まだご覧になっていない方はぜひどうぞ

さて、その後は全くのノープラン
とはいえ、小樽といえばやはり明治時代からの歴史的建造物群が見もの。
外観だけでも圧倒される、日本銀行旧小樽支店(金融資料館)に行ってきましたよ~

IMGP6341.jpg

日本銀行小樽支店は、明治26年に日本銀行の派出所として開設されたのが始まりです。
小樽支店に昇格したのは明治39年で、その後、明治45年に現在の建築が完成しています。
その外観は、ルネッサンス様式を取り入れ、屋根には5つのドームが配置されています
石造りのように見える外装は、レンガ造りの壁にモルタルを塗ったものなのだそう

現在は、金融資料館として開設され、
日本銀行の歴史や業務、金融の仕組みなどを解説しています
入館料は無料です!

中に入ると…

IMGP6343.jpg

柱のない大きな吹き抜けの空間が広がっていました。
これは美しいですね~
ちなみに、こちらは窓口の行員さん側。
ガラスの仕切りの反対は、お客さん側になるのですが、なんとカウンターは大理石造りです…

IMGP6345.jpg

館内は、いたるところに装飾的な技巧が尽くされており、
さすがお金が集まるところ…と言うべきか、本当に銀行なの~!?と言うべきか悩んでしまうほど

IMGP6346.jpg

こちらは、窓辺に設置されているアメリカ製のシャッター
その他、螺旋階段などは、イギリス製が採用されているのだそう。

IMGP6344-2.jpg

吹き抜け下の、唐草模様風な細工も非常に優美で、ついつい装飾を探してしまいます~
そして、こちら…ちょっと画像が荒いですが、なんだか分かりますか?

ふくろう

こちらは、アイヌの守り神シマフクロウをモチーフにしたとされる塑像
北海道らしさが意外なところにあり、驚きました!
内壁に12枚、外壁に18体あるのだそう。
シマフクロウが、職員さんがいない間の支店を見張っていたんですね

もちろん館内では、建築以外の展示物も楽しんできましたよ~
写真は一部ですが、少しだけご紹介しますね。
こちらは発行された日本銀行券(紙幣)の見本

IMGP6347.jpg

偽造紙幣を見分けるための体験コーナーなどは、
ホログラムやパールインク加工、透かし加工など、偽造防止のために
手の込んだ印刷技術がふんだんに使われているのがよく分かりました
私以外にも、大人のお客さんたちがとっても楽しんでいました♪


IMGP6349.jpg

こちらは「数字の部屋」
世の中をとりまく8種類の大きなお金について数字で紹介。
規模が全部「兆」円なことに、おののきます…
スタイリッシュな音楽に合わせてカウンターがパッ、パッ、と変わるさまは、
なんだか現代アート作品を見ているようでしたよ

そして、銀行といったらこれでしょう~の、金庫
撮影スポットにもなっているようです♪

IMGP6354.jpg

もう一つ隣の金庫には、中に入れるようになっていました。
さあ~入ってみますよ~

IMGP6356.jpg
扉が重厚!大事なお金を守るのですから、これくらいでも必須なのでしょうね。

中には1000億円分に相当する紙の束と…

IMGP6357.jpg
1000億円分もあるのに、意外と占領するスペースは狭いです!

1億円分に相当する重さの紙束を持ち上げるコーナー
なんと重さは10kgです
下の穴から持ち上げても無理、上の穴から持ち上げても無理で、
上下の穴から対角線に手を入れて、やっと持てたのでした
銀行強盗って、お金を運ぶだけでもけっこう大変なのでしょうね…

IMGP6358.jpg

…と、館内も思いっきり楽しんでしまいました
歴史的建造物は、外観を見るだけでも素晴らしいですが、
やはり建築は内部にも美しさや、機能を見つけることができます。
さらに現在の活用のされ方も、一つの見どころなんですね

WIN_20170830_135421.jpg
記念にスタンプも~

その後は日銀通りを抜け、小樽運河沿い、
商店街(今回初めて知ったのですが、歩ける範囲に商店街がすごくたくさんあって楽しいのです)を巡り、
桂苑であんかけ焼きそばを食べて帰路へ…

IMGP6359.jpg

ワインもビールも造っており、飲み屋さんも多いので、次回はお酒を巡る散歩にしようかな~
みなさんは、小樽でお散歩するならどこへ行きますか?
ぜひオススメを教えてください♪

(ぼーいっしゅ)
trackback --   Comment (0)   編集

寄贈品「鉄道廃線めぐり」♪

2017/08/27 [Sun]17:43
category: マネジメントセンターについて
マネジメントセンターの常連さん、美唄にお住いのOさん。
たびたび、センターに炭鉱関連の書籍やDVDなどをご寄贈くださいます

先日、こちらを新たにご寄贈いただいたので、ご紹介します
大野哲 著「鉄道廃線めぐり」

WIN_20170827_154800.jpg
諸事情ありPCカメラで撮ったので、画質がちょっと落ち気味です

全国各地の廃線跡を巡った記録を本にしたもので、
北海道は3ヶ所
その内の2ヶ所に空知管内の廃線跡が取り上げられています

一つは、国鉄万字線万字駅跡

WIN_20170827_155022.jpg

著者の大野さんは、本の序文で
「鉄道黄金期を知る文字通りの『生きた証人』たる彼らの声は
いつの日かきっと、貴重な記録になるに違いない」
と語るように、特にその地にゆかりのある人々を取り上げることに、
重点を置いたのだそうです。
万字のページでも、郵便局長さんが語る姿が取り上げられています

もう一つは、三井芦別鉄道廃線跡

WIN_20170827_154924.jpg

昭和47年に旅客営業を廃止した三井芦別鉄道の緑泉(ろくせん)駅跡。
現在は個人所有になっている旧駅舎ですが、
こちらは特別に中を見せてもらったときの記録なのだそう

さらに、次のページでは炭山川橋梁と、ディーゼル機関車も紹介。
本文の、ノスタルジーを感じさせる語り口も独特で、なかなか読ませますよ…!

ご興味を持たれた方は、閲覧できますのでスタッフまでお声掛けください
ご寄贈くださったOさん、どうもありがとうございました!

(ぼーいっしゅ)
trackback --   Comment (0)   編集

ジャパンツーリズムアワード 部門賞を受賞しました!

2017/08/26 [Sat]19:23
category: マネジメントセンターについて
ツーリズムEXPOジャパンというイベント、聞いた事があるでしょうか…??
これは日本観光振興協会と日本旅行業協会が開催している、国内最大規模の「旅行」に関する一大イベント、大見本市です

今まで、世界各国・地域の観光局、宿泊・観光機関・団体や関連企業など旅行商談会の場としても実施されていた、アジア最大級の旅行イベント「旅博」、後の「旅フェスタ」や、
各地域の最新観光情報を提供し、来場者に国内観光の魅力を発信する場となっていた、観光総合見本市「旅フェア」が、
2014年から統合して、新たに「ツーリズムEXPOジャパン」というイベントになったそうです

こちら⇒ツーリズムEXPOジャパンHP

DSCN4330 (1024x768)

9/21~9/24まで東京ビッグサイトを会場に、様々なプログラムがあります。
一般の方には、海外や国内の観光業界から出店されているPRブースの展示を見れたり…、
業界の方には、商談会、フォーラム、セミナー、レセプションなどがあったり…

そんな中で…
ツーリズム業界の発展・拡大に貢献し、国内・海外 の団体・組織・企業の持続可能で優れた取組を表彰するという、
「ジャパン・ツーリズム・アワード」があります。
2017年度のテーマは、「持続可能な観光による社会の発展の実現」
特に、国内・訪日領域では「DMOを含む広域 観光による社会の活性化」、
海外領域では「新たなる需要創造と促進活動」、に重点がおかれています。

私たちNPO炭鉱の記憶推進事業団は2007年に設立してからの、『炭鉱遺産で地域を元気にする観光まちづくり』の取組みや活動内容を応募していたところ…

国内・地域部門の、「部門賞」を受賞させて頂きました

「北海道の近代化を支えた炭鉱を産業観光として光を当て、観光素材として活用した産業観光としての取組」として評価されました。
中でも、「空知、小樽、室蘭と連携して北海道発展のストーリーを素材とした産業観光としての先進的な取組」が、審査員の方の評価に繋がったようです

このように注目して頂けて、大変嬉しく思います
いつもご支援、ご協力頂いている多くの関係者、関係機関、会員の皆さまに心より御礼申し上げます

今後ともどうぞよろしくお願い致します

(OLでした)

19日に開催された小樽シンポジウムの様子は…

2017/08/25 [Fri]19:04
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
19日に小樽で開催されたシンポジウム
【「日本遺産」の認定に向けて】
約140名のご来場者があったようで、小樽市民の方がほとんどだったそうです!!
関心度が高いですね

小樽市では3件の日本遺産認定を目指し取り組まれています。

その3件とは…
小樽単独での地域型としてひとつ、
①歴史文化基本構想を策定するため、文化財などの調査を実施中です。

関連する市町などと連携したシリアル型としてふたつ、
②既に日本遺産登録された「北前船寄港地・船主集落」の追加認定を進めています。
「炭・鉄・港」プロジェクトに協力する中で日本遺産申請を視野に入れ活動を進めています。

という3つが、小樽市の現在の取組状況です

今回のシンポジウムでは第一部として、
文化庁が取組を始めた「日本遺産」の審査委員会委員、丁野朗氏による、
「私から見た日本遺産とまちづくりという基調講演が行われました。

_DSC1242 (1024x541)

日本遺産は、地域に点在する遺産を「面」して活用し、発信する事で、地域活性化を図る事を目的としています。
認定されるには、興味深さ、斬新さ、希少性、地域性…など、地域特有の魅力を伝えるものであることが重要です。

そして、
資源を活かした地域づくりのビジョン具体的な方策、地域活性化の推進が可能となる体制も必要となってきます。
資源を見直す事、広域連携の重要性など、丁野さんからは大変勉強になるお話を聞く事ができました

_DSC1221 (1024x521)

これまで日本遺産に認定された、各地の事例をいくつかご紹介くださったのですが、その流れで…
2011年にNPOが先導して実施した「産業観光ワークショップ+炭鉄港クロージングセミナー」にも触れてました
三都(空知・室蘭・小樽)スタディツアーとして、空知のひとは室蘭へ、室蘭のひとは小樽へ、小樽のひとは空知へ行き、それぞれのまち固有の資源(宝もの)を見学し、最終的に札幌へ全員集合してセミナーや情報交流会を行うというものです。
「この産業観光ワークショップを超えるひな型はない…!」と、丁野さんが仰っていました~
その時の空知→室蘭バスチームの様子⇒2011年11月6日ブログ記事
これ、また実施したい…


第二部としては、小樽市総合博物館館長の石川直章氏がコーディネーターで、
3件の日本遺産認定に向けて、関係の深い5名のパネラーによるディスカッションが開催されました。

まず、自己紹介を兼ねて「皆さんそれぞれが思う、小樽の宝物は…??」という質問に、パネラーのひとりである吉岡りじちょは…

_DSC1267 (1024x546)

樽石にある幌内炭
市民会館の緞帳
ミルクプラント
と、一般的には出ないような答えをし、それぞれの歴史的価値、意味などを説明すると、来場者の中から「ほぉ~!」「あぁ~!!」という声が聞こえてました
これこそ、斬新さ、希少性、地域オリジナル…なのでしょうね~


職業能力開発大学校特別顧問の駒木定正氏は、歴史的建造物や建築分野について大変詳しい先生です。
「小樽は近代建築の博物館のまちであり、教科書でもある」と仰っていました。

_DSC1280 (1024x610)

歴史的な建造物、近代遺産を活かすまちづくりをしているのが小樽。との事です!
色内の建物群は、明治・大正・昭和のものが一画に全部あるまちなみだそうです
そうなんですか~!!気にして見た事がなかったです…
今度小樽へ行く時には、建物に注目して歩きます

そして、小樽の皆さんにはまだ馴染みがないかもしれません、吉岡りじちょーによる…

_DSC1284 (1024x572)

小樽と空知、室蘭の、北海道の近代化を担った歴史的関係、「炭鉄港」ストーリーとは何なのか…を!!


小樽商科大学グローカル戦略推進センター学術研究員の高野宏康氏からは、北前船と小樽の関係、
小樽芸術村学芸部の渡邊洋子氏からは、歴史的建造物をできるだけ栄えた時代の雰囲気に戻して(じゅうたんや電灯など)、活用する、という取り組みなど、
興味深いお話を聞く事ができました

パネラーの皆さん、それぞれの柱となっているもの、思いや取り組みが異なるので、新鮮で面白く、休憩を挟んでの3時間があっという間でした。
参考になる事例もたくさん聞けた、大変貴重なシンポジウムでした

主催の小樽市、小樽市教育委員会、関係各所の皆さま、
ありがとうございました


終了後には、小樽に来て、食べて飲んで~の場所と言えば、籔半
空知へ帰る前に寄らせて頂きました!

_DSC1294 (1024x558)

偶然…今回のパネラーの方たちも籔半で懇親会をされていたので、
テーブルを行き来されていた方もいましたね~

DSCN4318 (1024x761)

「日本遺産登録を目指して頑張ろう~!おー!!」で締めて、
それぞれの思いもあらたに帰路へと向かいました…

(OLでした)