そらち★ヤマの記憶だより

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ドイツの産業遺産見学へ①【ドイツ到着日と見学初日】

2015/08/20 [Thu]10:41
category: 炭鉱の記憶
8/10出発で、ドイツにある、ルール工業地帯産業遺産施設群見学に行ってまいりました
この地帯の地域再生に向けた、IBAエムシャーパーク構想を見てまわる、毎年りじちょーがガイド役となって実施している見学会は、今回が第16次隊となります。

今回の参加は、美唄の髙橋市長、美唄市観光課佐藤さん、空知総合振興局の地域政策部の部長、課長、そして私OLという、それぞれ違った目線で炭鉱遺産について見られそうな熱いメンバーです

私にとっては毎年かかさず行っている石垣島旅行、3回分我慢…という高額な旅費でしたが、
これは業務ではなく、行って実際に見てみたい!という強い興味と、今このNPOにいる自分にとって勉強になるのは間違いなく、必要な知識を拡げる事のできる機会だ!!という気持ちから、思い切って初のヨーロッパへ行ってまいりました。

※きっかけを与えてくれた方々、営業日の5日間マネジメントセンターで対応していただいた方々に感謝します

シンデレラ城のモデルと言われるような古城も、ドラマティックな街道も、おしゃれな洋服を着てのレストランディナーも全くない、
1ヶ所でも多くの産業遺産を見学するために、ひたすら歩いて、登って、見て…という、かなりハードでしたが充実した日々を過ごしました

私目線で旅行の様子を、3回分けにしてブログで紹介したいと思います


さて…
ルールへ行くには成田からのデュッセルドルフ行きANA直行便が便利です。
行きは約12時間のロングフライト
かなり疲れますが、それでも、ひとっ飛びでヨーロッパの地を踏む事ができるなんて…という感じです。

空港からは、スカイトレイン(モノレール)〜DB(ドイツ鉄道)〜そして路面電車に乗ってホテルへ向かいます。
切符を買うのにも一苦労…初めての人にはキツイかも!!

ドイツ1

宿泊するのは、ゲルゼンキルヘンに近いHotel Buerer Hof
今年の6月にマネジメントセンターを訪問してくれた、ドイツへ渡った炭鉱マン對馬さんは、このあたりの炭鉱に3年間、三菱夕張炭鉱から派遣されていたのだなぁ…と思い出しつつ…

ドイツ2

大きめのペンションといった感じの、シンプルでフレンドリーな対応の居心地良いホテルでした!
到着したこの日は既に18時を過ぎていますので、周辺をふらふらした後、夕食へ…

地元の人ばかりのようなドイツ料理の店。
ドイツではお店を入る時には必ず挨拶するのが礼儀です!
「グーテンダーク」と、ドイツ語でなくても、
「ハロー」でも「こんにちは」でも、なんとなく雰囲気で伝わります

まずは「アルトビール」

ドイツ3

それ以降の注文は時間がかかります。
一つのメニューの名前がなんだかすごく長く、
もちろん英語のメニューもない、料理写真もないので、指さし注文もできません

りじちょーに教えてもらったり…
なんとなく英語に近い単語を見つけたり…
ガイドブックをチラ見したり…

ドイツ4

ドイツ料理はボリュームがすごい!
ソーセージだけではない、本場ドイツの美味しい料理が頂けました
プレートにはメインの他に、ザウアークラウトという酸っぱいキャベツの漬物のようなものや、マッシュポテトや大量のフライドポテトの付け合わせ。
これから毎日、こんなすごい料理とビール…??
どれだけ体重増加になるのかと思うと、ちょっと不安


いよいよ、見学初日!
まずは地図を広げて、今日の行程と見学地を説明

ドイツ6

こんな大きなサイズの地図を、ひとりに10枚ほど渡されます…!!
「もしもはぐれた時はこの地図を見てホテルへ戻ってきてね〜」だそうで…。
(そんな…!!ムリムリ)

まずは、週末の夜にはライトアップされるという、ズリ山を見学へ…!
ズリ山へ向かうまでの周辺には、見た目がかわいい元炭鉱住宅が建ち並んでいます
そして、それぞれの庭には…

ドイツ7
ドイツ8

炭鉱で使われていた炭車や道具を使って、花を植えてオブジェとしています。
やはりここは炭鉱まちだったんだ!と実感…。
どこの家の庭もステキ

この階段を上ると…

ドイツ9

あ…!!
写真で良くみる、あの、かなり印象的な形をしたルンゲンベルグのズリ山が

ドイツ10
DSCN9230 (1024x757)

約300段を登った頂上からは、遠くの立坑や工場も見れます!
何もないけど、とてもきれいなズリ山です。
近所の方も犬連れで散歩してましたよ
日々の暮らしに中にふつーにある場所なのですね〜。


産業遺産のある場所の入り口には↓のような黄色いポールが、斜めに突き刺さっているような姿で目にとまります。
「この下の地中で石炭が掘れました」と教えてくれているかのよう。

DSCN9261 (1024x745)

これが目印となるランドマークですね〜
とてもかっこいい

こちらは…

ドイツ11

立坑と巻き室を使って、今はオフィスビルになっている、
しかも周辺は広い公園、ノードステインパーク
まちに溶け込んでいます。

既にこの時、1万歩以上歩いてます…
次の見学場所への移動に、かなりかかっているのです…

昼食をとる時間ももったいないので、CAFEで休憩のみ
ほとんどのカフェにテラス席があり、メニューも充実しています。

ドイツ12

迷った時は最初のページのメニューがおすすめだろうと思い、頼んだのは、いろんなベリーがのった、ストロベリーのパフェ
これで値段は6ユーロくらいです!
後半も頑張って歩くために、大人6人、甘く冷たいデザートを一気に頂きました…
次に見学したPROSPER炭鉱の立坑も、保存状態がよく、道路のすぐそばにあり、便利な場所です

ドイツ13

横には大きな選炭施設があり、イベントホールとしても使われているそうです!

見学場所はまだまだこれからですが、
ここが本当に以前は炭鉱まち?炭鉱跡地だったの??空知と全く違うので不思議に思えます。


さぁ次は、ボットロップへ…
こちらも急なズリ山階段

ドイツ14

登った先の、ズリ山頂上にあったのは、三角錐の大きなモニュメント

ドイツ15

テトラエーダー!
平日なのに、子供連れで散歩している人も多いです。憩いの場所となっているのですね。

やっとズリ山を登ったと思ったら…
次はこのテトラエーダーを登り、約45メートルの高さにある展望台を目指します

その前に記念撮影~

20150811Ruhr063 (1024x767)

階段は非常に怖い
足元は透ける作業現場のような急な階段だし、ちょっとの風でゆら〜っと揺れるし…。

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この場所で、参加者の3名が高所恐怖症と判明…
両手で手すりをしっかり持って、なるべく下を見ないで中央を歩いて…なんとか全員、上まで登りましたよ!!
ここからの景色も本当に良かった…
この展望台から、「次は遠く向こうに見える筒状の大きな建物、ガソメーターに行きます」との事。
と…とおいと思いますが…

路線バス移動で着いた先は、オーバーハウゼンにある巨大な建物ガソメーター(ガスタンク)です。

ドイツ17

どこに行っても見かけるのですが、このように統一されたサイン↓が建っています。

ドイツ18

場所や建物の概略や地図が書いてあったりします。
色使いやデザインもとてもかっこいい!産業遺産にぴったりな感じですね

ヨーロッパで最も変わった展示ホールとして使われているタンクの内部は、炭鉱操業当時の写真が蒔絵のように光で映し出されていたり、アート作品が飾ってあったり、寝っ転がって映像を見たり…。

ドイツ19

タンクの高さは約117メートル。
上へはエレベーターで一気に上がりますが、ここも高い!!
でも、ライン川の流れが美しく見える…

ゆっくり見学したいところですが、次へ行きます

この日最後の見学は、デュイスブルグの巨大な製鉄所跡。

ドイツ20

錆びてはいますが、全てそのままあるような…今にも動きそうな大迫力の施設…

ドイツ21

ここも登れます!

ドイツ22

操業当時はどんなにすごかった事か…!!
それが今では、誰もが気軽に訪れて見学できる景観公園。
ここの施設内にあるホールもアート作品の展示やコンサートなどで利用されているそうです…

今日の夕食はこの製鉄所に併設された、多くの人で賑わっているガーデンレストランで

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こんなに巨大で、古くなって、使わなくなったものが、
こんな風に利用されている…
頭も胸もお腹もいっぱいになってしまいました…

見学2日目の様子はまた後日…
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