そらち★ヤマの記憶だより

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目無し炭と珪化木と、苔…?!

2015/09/27 [Sun]16:54
category: 炭鉱の記憶
一昨日、夕張の南清水沢在住の方が、「塊炭をあげるよ」と言ってマネジメントセンターを訪ねて来てくださいました!!

軽トラの荷台にあったのは…
青いビニールの飼料袋の中に、ツヤツヤに輝く塊炭

なんと、登川炭鉱で採掘された目無し炭との事

DSCN9008 (1024x768)

目無し炭は、夕張炭鉱の登川、真谷地、楓あたりで採れる非常に貴重な石炭。
目地がなく、割れにくく、木彫りのクマを掘るように、この石炭で彫り物がされていた事で有名です。

実際に熊の彫り物や、炭鉱マンの姿の置物、「寿」や「お店の名前」が掘られたものなどを見た事があります。
この塊炭で「炭鉱の記憶」と、どなたか掘っていただけたらいいのになぁ~なんて思います…

ご寄贈頂いた方のお父さんが北炭清水沢炭鉱で働いていらしたそうです。
さらに、荷台には大きな塊炭があり、「これは重いからね」と、降ろして頂くと…

あれ、
石炭ではない!!

これは石炭になれなかった木(と言うか…石?)、珪化木(けいかぼく)と言うのだそうです!!

DSCN9006 (1024x768)

地質に詳しい方ならたぶんお解りなのでしょうが…
ウィキペディアを調べてみました

「石炭とほぼ同所的に出土することもあるが、珪化木はケイ素分を多く含んでいてかなり硬く、石炭採掘の際には厄介な障害ともなる。一部が石炭、または石炭に近い状態になっているものもあり、いわば「石炭になり損なった木」ともいえる。」との記述がありました。

持とうとしても、かなり重いです!
一度置いたら、動かすのが大変…

頂いた珪化木のひとつをよ~く見ると…

DSCN9007 (1024x635)

きれいな緑色のが生えてる
このような珪化木はきっとすごく珍しいものではないのでしょうか??


苔と言えば…
現在開催中の「夕張アートプロジェクト」作品にも、苔を取り入れた作品があります

余蕾さんの「跡」

DSCN8984 (780x1024)

「過去の繁栄や賑やかさは、どこかにを残しています。そのを見つけながら、作家さんが理解したを表現した作品」


エイミーバレットさんの「沈黙の音」

DSCN8991 (750x1024)

「自然に帰っていく様、特に苔の生命力の強さを感じ、バイキングを支えた支柱跡を苔で浮かび上がらせた作品」


とてもかわいく見える苔ですが、強さと証しを感じますね

どれも「記憶」に残しておきたいものです…
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