そらち★ヤマの記憶だより

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九州の産業遺産見学「三池、三重津編」

2016/07/06 [Wed]18:37
category: その他
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決定して、ちょうど1年になります

今の現状と周辺の様子はどうなっているのか…
先月、23の構成資産のうちのいくつかを視察しましたので、報告させて頂きます

【先日の鹿児島駅周辺散策まで→2016年6月29日ブログ記事


鹿児島中央駅から新大牟田へ向かう新幹線
この日の昼食は鹿児島の駅弁。新幹線開通効果か、世界遺産効果か…
種類がなんと多い事
そんな中でも人気の2種類を購入!!

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「えびめし」と「浜めし」

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どちらも駅弁コンテストで上位になっているものだそうです!
地元食材がたっぷり使われています。
私OLは、えびめしの方をいただきました。見た目もきれいで大変美味しく、どのおかずもとてもいい味でした


到着した新大牟田駅は人の姿がほとんどなく…
世界遺産に登録されたと言っても、平日で、しかも天気が良くないせいか、閑散としてました…

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それでは、三池炭鉱関連資産の見学へ!!

まずは、三井三池炭鉱宮原坑
ここも見学者がなく、私たちの貸切状態…
では、じっくり見学させて頂きます!

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宮原坑は明治31年開坑。
写真の第二竪坑櫓は高さ約22メートル。
明治34年建築、国内に現存する鋼鉄櫓としては日本最古のものです

ここは、三池集治監から囚人を採炭労働に使役させていました。
(国内での炭鉱の囚人労働は、他に三笠の幌内炭鉱もそうでした)

宮原坑は昭和6年に閉坑しています。
ガイドの方は、もちろんここの炭鉱マンではありません。
なので…炭鉱にはちょっとウルサイ私たちのグループ。若干やりづらそうでしたが、「勉強になります!」とおっしゃってくれました

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巻揚げ室はレンガ造切妻平屋。赤レンガはイギリス積みです。
内部には2基の巻揚げ機があります!

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イギリスから輸入した大型のデービーポンプ2基の活躍で、排水難も解消され、三池炭鉱の主力坑となりました。
大正期には三池炭鉱全体の出炭量の約20%を超えていたそうです


仮設テントでは、地元の方が受付やガイド、物品販売をしていらっしゃいました。

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「石炭」や「炭鉱」にちなんだお土産や書籍が並んでいましたよ!

そして、石炭や資材を運んだ「三池炭鉱専用鉄道敷跡」
明治38年に全線開通しました。
この鉄道跡も世界遺産の構成資産です!!

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ここが登録されるなら…、
幌内鉄道跡も…
な、気がしますっ


そして次は万田坑へ!

万田坑は宮原坑に続き開削された、三井が総力を挙げて建設した坑口。
現存する立坑は第二竪坑櫓。

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万田坑の第一竪坑櫓は三井芦別炭鉱に移設されたので、残っていません(芦別では既に解体済…

巻揚げ室内はヘルメットを着用しての見学となります。

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安全灯室、事務所棟、浴室、ポンプ室など、当時の施設がいろいろ残っており、見学するには万田坑の方が時間が必要です。

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もちろん、こちらもガイドさんが詳しく説明してくれます!

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坑口から内部へ入ることもできます。
昇降に使う25人乗りケージも置かれてますよ!

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あんな所から、たくましく緑が…

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最後にこちらで一枚記念撮影
ここは現存する施設が多く、見学者も多く来ていました。
すっかり、普通の、一般の観光地のようですね。

賑やかな、女性だけの団体グループも大型バスで見学にきていました
ここが世界遺産に登録された施設、という事でコースに入れているのでしょうが、日本一の出炭量を誇った日本の近代化の象徴の場所という事を理解して来ているのかな…??とふと思いました…。

次に、三池炭鉱からの石炭が専用鉄道で運ばれてたどり着く、海外へ輸出の窓口となった、三池港を見学して…

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大牟田市石炭産業博物館へ!

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ここでは、大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブの中野理事長にご説明いただきました

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ここは、地下400メートルの坑内を再現した模擬坑道(ダイナミックトンネル)があります。
採炭現場で使われた大型機械類が、動き出すかのように展示されています!

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石炭や炭鉱を知らない世代の方たちにも、大変わかりやすい施設


そして、今回ここはぜひ見よう!という場所のひとつ、
この日最後の見学地、佐賀の三重津海軍所へ…!

VRスコープを使用すると、当時の様子が映し出される…そうなのですが、時間もないので、とりあえず現地へ

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え?

ここが…??

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ここは佐賀藩海軍の拠点。
日本最古のドックの遺構が発見されています!!

とは言え、
紹介パネルは設置されているのですが、見た目には何もない場所…

ですが、「何もない場所」と言ってしまえばそれまで。

ものはなくても、そこに歴史的価値と繋がりがあるので、世界遺産として認められるのですね~

様々な場所を見学して、
いろいろな事を思い、
空知と比較してどうかな…などと考えながら、2日目を終了

そして翌日は端島へ渡る、「軍艦島クルーズ」へ…!!

~また次回~


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