そらち★ヤマの記憶だより

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3/19に行われた「炭鉄港」基調講演レポート

2017/03/23 [Thu]19:44
category: 炭鉄港−北の近代三都物語
3月19日(日)、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟総会が、
岩見沢のホテルサンプラザで開催されました

20170319炭鉄港議員連盟設立総会_004
(りじちょー撮影)

空知では岩見沢、赤平、芦別、歌志内、上砂川、月形、美唄、三笠、夕張から、
そして室蘭、小樽から…9市2町の60名を超える市町議員と、
顧問として道議員を迎え、計77名の議員連盟が発足したそう


そして、議員連盟総会後は、「炭鉄港」の基調講演が行われました
一般公開だったので、ささぽんと、ぼーいっしゅが聴講してきました。
ちょっと長くなりますが、当日の様子をお伝えします。

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司会は、大橋副理事長。

講師は、りじちょー
「未来を悲観する若い世代に、私たちの世代が、希望の光を背中で見せていく。
そのためには、足元の資源を見つめ直して、道を切り開いていく必要があるのでは。」
という言葉から、講演はスタートしました。

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導入部分では、人口ピラミッドの変化を紹介
北海道の人口増加の節目は、一度目は明治期、二度目は炭鉱最盛期などの勢いがあった時期!
しかし今後は、むこう40年で日本は人口1億人を割る計算になり…
高齢者3~4人を、1人の若者が担う構図となり…
今までのしくみが上手くいかなくなることが、強調されました。

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そこで、これから必要になるのが…
形のないものを使って、
異なるものを結びつけ、
新たな価値を生む
 こと。
まさに、「炭鉄港」は魅力的な資源なんですね

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また、会場では、「私たちは自分たちのことを知らなすぎる」点についても話が。
石炭産業衰退後には、「炭鉱の暗い過去を払拭する」というスローガンのもと、
各地域で様々な政策が行われたことを挙げ…

・地域の歴史・資源を知らないこと
・地域の未来を考えられないこと
・地域を変えてみようと動かないこと

これらの教訓から、いまいちど、自分の足元にある価値を見つめ直すことを促します。
その価値とは…
例えば、布引坑の風洞、清水沢の火力発電所、奔別の立坑やホッパー…
地元の目線で見ると当たり前のものが、アートや建築など、別の目線で見ると「素晴らしいもの」に映ります
これらは、まさに「炭鉱の記憶アートプロジェクト」の目線です。

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そして、炭鉄港に共通する「産業遺産」は、どれも、働く人が関わっていたもの。
培ってきた、技、想い、思い出などという要素も、大きな価値であると紹介!
元炭鉱マンと行う「ズリ山階段づくり」などの整備は、究極の観光と言えるでしょう

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…しかし、こういった空知管内の取組みだけでは、まだまだ
炭鉄港をキーワードに、空知・室蘭・小樽そして、
その「炭鉄港」の構図を作った、薩摩藩(島津)の繋がりを、強めていくべきと続けます
北海道は、明治期に入ってきた産業や文化を試しながら、大きく発展していった地。
近代化のストーリーが、島津斉彬の遺言のもと、超高速で進められたのです。

空知で掘り出された石炭、
その石炭を小樽へ運ぶため敷設された幌内鉄道、ゲートウェイとして発展した小樽港、
炭鉱会社によって、岩見沢から室蘭へ石炭を運ぶ鉄道が延び、
その後、製鋼所、製鉄所が設立され、鉄のまち室蘭と呼ばれるまでに。
このストーリーが、北海道の今の暮らしの基盤を作っているのは、本当にすごいこと。


「炭鉄港」がスタートして7年、様々な取り組みを行うなかで、
この三都が「すでに起きた未来」になり得る、という実感を持った、りじちょー
これをコンセプトに、今後、地域資源を一生懸命磨き、
地域への誇りや尊敬という価値が見いだされることにより、
日本遺産の登録や、世界遺産のサブストーリーへの追加も、目指していけるのではと話します。

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そして、冒頭の状況突破のために勢いをつけて活動するなかで、
角を曲がった先に見えるように、未知の効果が生まれることになるのでは…
そんな希望を感じさせる結びで、講演は終了しました!


そして、講演会の後は…
議員連盟の室蘭、小樽、空知各地の議員の方々や、
室蘭から、なかじー事務局長もセンターを訪れてくれ、懇親会に

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まーび副理事長からの差し入れ

最後は、腰に手を当て…
団結ガンバロー!でシメ
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長くなってしまい、すみません…
「Do you know 炭鉄港?」をキーワードに、今後も「炭鉄港」の輪を広げていきましょう
当センターもぜひご活用くださいませ

(ぼーいっしゅ
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